ニコンのフラッグシップモデルの一つにD800と言う機種がある。
2012年2月7日にニコンからD800とD800Eが発売になった。その当時、世界最高有効画素数36.3メガピクセルを売りに新画像処理エンジン「EXPEED 3」や91Kピクセル(約91,000ピクセル)RGBセンサーを搭載し、圧倒的な高精細・高画質を実現とある。(引用>)
丁度11年前になる。一昔前のこのD800だが、その当時買いたくても買えなかった。
D800は3月22日発売で、実勢価格は約30万円。とこちらにとある。自分が持っていたのは、2010年9月15日発表になったD7000。
新開発の CMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 2」の搭載で高画質・高精細を実現し、先進の高性能を小型高品位ボディーに凝縮させた、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「ニコン D7000」を発売します。とこちらにある。
このレンズキットを15万円以上だったと思うが、写真が本当に楽しくなったカメラだった。
いわゆる一眼レフと言うカメラを最初買ったのがNikonD60。
有効画素数10.2メガピクセルの高画質、重さ495g※の小型軽量、優れた操作性、撮像素子前面に付着するゴミやほこりの軽減機能を強化したエントリーモデルのデジタル一眼レフカメラ「D60」を発売します。2008年1月29。(詳しくこちらを参照>)
発売当時75,000円程だったようだ。
自分のカメラ歴を整理してみると、D60、D7000、D750、ここではじめてフルサイズ機を買った。そしてサブ機としてD7500を購入し、D750、D7500の2台を愛用してきた。
普通ならここで、ニコンの主力商品のZシリーズに行くところだろうが、何だか光学ファインダーでないと構図が決まらない。液晶は映ったままに撮れるはずなのだが、何だか感動がない。ファインダーで構図を決めて、カシャ!と言うシャッター音がカメラのカメラたるあり方のように思う。そして、液晶に映し出された写真を見た時、お〜っと思う瞬間が最高にいいと言うわけだ。
そしてさらにパソコンに取り込んで現像処理する時が最高に楽しい。だんだん写真が分かってくると、D750のフルサイズで撮った写真のトロっとしたボケ感が何とも言えない快感に変わってしまった時、やはり、画像処理エンジンが新しいD7500の性能の問題ではないように思う。
だから今流行りの高性能はミラーレスではなく完全ひと昔前のD800を使った写真が撮ってみたくなった。あの当時の夢のカメラが中古ではあるが、D60より安く販売されている。
今回、割と程度のよさそうな中古が出ていたので購入した。D60の販売価格より安い!
そして、これからD800で写真を撮っていこうと思うのだが、職人が道具を選ぶ感覚と同じ感じがする。