ブログ:いよいよ保育園のホームページ制作開始


上高田保育園

保育園のホームページを作ることは初めてのこと。どうなるかやってみないと分からない。まずは写真撮影に。


この保育園は「自由保育」をしている。自由保育とはどんな保育なのだろう。まずはそこが分からないと始まらない。簡単に言ってみると子どもたちが自分の意志で行動する。

ぞうきんがけをする園児たち

行動するまで徹底的に待つのだ。確かに先生たちが次は何々ですよといった、子どもたちを誘導している様子はない。勝手に子どもたちが雑巾掛けを始めたり給食を運んで来たりしている。
話しを聞いてみると、何をいつするかは決まっているのだけれど、必ずそうしないと叱られると言うことは一切ないのだそうだ。給食もいつまで食べていても基本的にはOKなのである。そんなことをしたら、統制が取れなくなるのではないかと心配になると思うが見ている限り流れるようにことは進んでいく。遅れる子もいれば、先頭になって進める子もいる。どうも自主的に子どもたちがやっている感じなのだ。
これが自由保育?
子どもたちの意志をそくばくしないこと。
とかく、私たちはコントロールしようとする。知らないうちにコントロールしている。それが当たり前だとさえ思っている?
子どもたちは自分で経験し学び学習していく。体験し感じ考え判断し行動する。
イギリスにある自由学校について書いた本を読んだことがある。それは小学校なのだが、子どもたちが全て決定権を持たせている。驚くことに先生も子どもたちが選ぶ。授業も時間も自由。カリキュラムは自分で決めていいのだという。
ヒトが人間になるということ。教育のイメージは誰かがいないとヒトが人間にはなれないようなイメージがある。
新しい教育の考え方が今始まっているのではないか?

大人が使うスコップでドロ遊び

今の社会を見ると環境問題しかり、経済においても未来が危うく感じることは多い。思考の転換が必要に思う。
ルールは作るものではなくもうすでにある。答えはもうすでにある。それはもっと合理的で無駄がない、限りなくエコで限りなくシンプルでそれは必然的なような気がする。
子どもたちと一日過ごす内にそんな気持ちになった。

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