TASCAM DR-701Dレコーダーは一眼レフカメラ用に開発された小型レコーダーなのですが、今までは同社のフィールドレコーダーのDR-100MKIIを使っていました。24bit/96kHzで、その当時このタイプでは最上位機種でした。確かに楽器とか録音してもその性能は確かなものです。今でも十分な性能だと思いますが、今回DR-701Dに変更したのは、ビデオ撮影に使うためです。
まず、
同時4トラック録音ができること。
これは結構大切で、ステレオはあくまでステレオなので後で定位を変更したくても簡単にはいかないのと、マイクは2本つけられますが、あくまでステレオなのでバランスが後で取れない。このDR-701Dはモノラルで4ch録音してくれるので定位もバランスも後で調整できます。インタビューなどでは4本までマイクを使用できます。
HDMIでスタートストップがカメラと同期できること。
これはあれば便利です。自分の場合は NikonD750 がこの機能に対応していますので、使っていますが便利です。カメラOUTからミニジャックでカメラに接続しカメラでも録音しています。
カメラ用のOUT はレベルを内部でエディット可能なのでカメラに適正レベルで信号を送れるのが嬉しいです。さすが専用機です。
他にも上位機種だけあってタイムコードの書き出し、カメラとの同期もあったりしますが、まず使いですが・・・。
音質的なところは言うまでもないですが、使い勝手も良さそうです。内蔵マイクをLRと2つ持っていて、3ch 4ch に割り当てられています。これはIN3 IN4のXLRとエディットで変更できます。XLR入力は他に IN1 IN2 があるので最高4本のマイクをXLRで接続できます。
ゲインはフロントのアナログつまみで直感的に調整できる他、内部でもLow Mid Hi のゲイン調整があるので状況に柔軟に対応できます。
エディットは、一つのつまみで19の画面を行って帰ってしないといけません。ひたすらつまみを回さないといけないので、目的に合わせて設定をしておく感じです。機能が多い分大変ですね。シーンに合わせたメモリー機能とかあると良いのかもしれませんが、自分的にはそこまで必要ない感じです。
まだ買って間もないのでこれから使いまわしてみます。
今日は TASCAM DR-701Dレコーダーでした。
現在以下のようなワイアレスシステムと組み合わせて使っています。