今年はいつもの年とは様子が違ってしまいました。
世界が更に発展するためにはグローバル化は次の時代に必要なのだと、環境のことはいつも後回しにして来ました。私たちもその恩恵に預かっているとは言え、行き過ぎた欲望は持ってはいけないと自然が教えてくれるかのようです。
地に足を付けた中での暮らしをもう一度考える時に来ていると思えてなりません。
この仕事をしていて思うのは、人と人、物とものを繋ぐ、それは求める人とそれに答える人、お互いの信頼による輪を作ることなのではないかと言うことです。
何も顔の見えない言葉の違う人と繋がる(それも時には大切ですが)だけがインターネットの目的ではないと思います。インターネットは、距離、時間、そして量も超越し、今までの私たちの常識的理解を超えた経験をもたらしてくれます。
今までは足りないから作る。作れば売れると言う世の中でしたから、作れば儲かる、沢山の製品を短時間で沢山作ることが目的で、それで良かったのですが、こんなに物が溢れる時代にもうそんな考えは古いのです。これからは必要なものを必要な分だけ効率的に無駄なく作ると言うシステムを作り上げなければいけません。これだけ発達した情報技術を使わない手はありません。
どんどん嘘は通用しない世の中になっていきます。真実が最も重要な時代になっていきます。今こそ本当により良い社会を作るチャンスなのではないでしょうか?
いつものようにお堂には桜が咲き自粛の中でささやかにお祭りも開かれました。今年も新年度がスタートしました。
ピンチはチャンスです。新型コロナには皆さんくれぐれも注意しながら、この時に次に来る新しい時代の準備をしていきましょう。